本日全国の映画館にて先行上映されたアニメ「蒼穹のファフナー THE BEYOND」の10話~12話を観に行きました!
朝からファフナーを観る事ができる喜びと、どういった結末を迎えるのかが気になってしょうがなかったです!
今回でTHE BEYONDは完結となりましたが、今までのファフナーシリーズで一番いい終わり方をしたなぁ~と思います。
まだ観ていないという方は急いで映画館に行って観に行きましょう!
それでは、ここからはアニメの内容をネタバレ込みで書いていこうと思います。
目次
蒼穹のファフナー THE BEYOND 10話~12話の感想
ファフナーシリーズの最新作にして最高峰の内容でした!初日から観に行ってほんとによかったです…
それぞれの内容について感想を書いていこうと思います。
第10話 嵐、来りて 感想
10話では第六次蒼穹作戦の始まりという事でAパートでは主に会話を、Bパートでは戦闘の描写が多かったです。
一騎や総士が乗るアレスやニヒトがいるのでかなり優勢でしたが、ベノン側も切り札であるマークレゾンを出してきます。
フォルムは大きく変わっていなかったけど、目につくのは背中から生える尻尾のような物。自由自在に動かすことができて、ファフナーを拘束してくるのでかなりやっかいでした。
EXODUSの時同様たった一機で一騎や甲洋に操の三人を止めてしまいます。
戦況は不利な状態でしたが、なんとここでEXODUSで眠りについた彼女が目覚めてくれました!
10話の終わりでは竜宮島とともに眠っていた、立上芹が援軍として駆けつけてくれました!
この登場には嬉しくて泣いてしまいました…芹は女性キャラの中では好きな方だしEXODUSでの織姫ちゃんとのやり取りが本当の姉妹のようで尊くてよかったです。
ただ、長い間眠っていた影響か髪の色が黒髪から白色へと変化していてびっくりしましたね!
第11話 英雄、二人 感想
第六次蒼穹作戦の要であり一騎たちの故郷、竜宮島をベノンから奪還する最後の戦いです。
美羽と総士の二人は無事に竜宮島にたどり着くが、マリスが二人を止めるため立ちはだかります。
ファフナーに直接干渉し機能停止させられる二人だったけど、総士はゼロファフナーを武器にして美羽と共にマリスを倒します。
けれど、総士はマリスが見た未来の”美羽を犠牲にしてアルタイルを味方にする”記憶を総士に見せます。
これには納得が行かない総士だったけど、アレスに乗った一騎に止められます。
総士と一騎。ニヒトとアレスの最後の戦いが始まりました。
正直このシーン嫌な予感しかしませんでした。
互角に戦う二人だったけど、ふと一騎に語り掛ける大人の総士が現れます。
この流れは「一騎が消える!!」って思う場面だったのでかなりひやひやしました…
最終的に総士が一騎に勝ち、彼の考えを採用した剣司に見送られ美羽と共に純粋ニールであるアルタイルの元に向かいます。
アルタイルとの対話も無事成功し、美羽とザインは見た目は変わらないけど強くなり、戦場に戻ります。
その後はザインとニヒトの独壇場。あのマークレゾンを抑え込み戦闘不能にしちゃいます!
ラスボスであるマレスペロに対し美羽は祝福を与え、世界は優しさに包まれて人類とフェストゥム長きに渡る戦いはついに終わりを迎えました!
観ていても書いていても思うのが、情報量多くてよく一つの話数でまとめたなーと感じます。
残るは最終話となったけど、マレスペロもレゾンも倒し戦いは終わったので最後どうなるの?って思いました。
第12話 蒼穹の彼方
いよいよ最終話の感想になります。
戦いは終わり、一騎たちは竜宮島に戻ってこれましたが、住宅はぼろぼろで新しく立て直したり、道路を整備しないといけない状態でした。
そして唐突に流れる「Separation」。これには自分だけではなく映画館にいる人も涙してしまいました…
そして、数日後には終戦記念と死んでいった者たちの弔いの祭りを開くことに。
それぞれの大事な人の名前を記した灯篭をみんなで流していくシーンでは、今まで戦いで亡くなった人たちの名前が目に映り、ここでも泣いてしまいます。
最後は世界を見てくるという一騎と甲洋をみんなで見送り、最終話は幕を閉じました。
今までのファフナーと比べるとすべてが綺麗に片付いて、完璧に平和が訪れた状態で作品が終わったのでもやもやした感覚もなく、すごくすっきり出来ました!
逆に言えばファフナーの次回作はもう作られない可能性もある終わり方だったけど、続いたら続いたらでまた誰かが犠牲になってしまうのでこの終わり方でよかったと思います。
先着入場者特典
先着入場者特典を貰いました!総士、美羽、真矢の3人の中からランダムで入っているのですが果たして誰が来たかというと…
遠未さんちの真矢さんでした!
無印から今日までずっと戦い続け、ファフナー乗りとして最年長で周りを支えてきた彼女が来たことはすごく嬉しかったです!
終わりに
無印から登場し続けている一騎たち、EXODUSから活躍する彗に操、THE BEYONDでファフナーで戦う総士と美羽。そしてそれを支える島の大人たち。
こんなにも生きるということが重い作品は他にないと思います。犠牲の上に成り立つ命だったけど、総士がそれを否定し運命に打ち勝ち最高の未来にたどり着いてくれて一ファンとしてもすごく嬉しいです!
ファフナーの激しい戦闘描写や次々と登場するザルヴァートルモデルなど、ロボ好きにはたまらない作品であり、それが見れなくなるのもすごく残念ではあります。
もしも、次回作が作られるなら犠牲を出さずに平和を勝ち取る新しいファフナーが見れることを大いに期待したいと思います。