2002年にゲームブランドLeafが、PC用ゲーム「うたわれるもの」を発売しました。
元々は18歳未満は出来ないゲームでしたが絶大な人気もあり、全年齢対象にコンシューマ版に移植したりアニメ化もしました。
なぜそこまで人気があるのか、今回はそんなうたわれるものの魅力について語っていきたいと思います。
目次
うたわれるものとは?
登場する人物は主人公以外、獣のような耳や尻尾などが生えています。
そんなキャラクター達が活躍する不思議な世界観になっています。
ストーリーを読むアドベンチャーパートとキャラクターを操作してバトルをするシュミレーションパートの二つに分かれて、ゲームを楽しんでいきます。
PC版ではキャラクターに声優がついていませんでしたが、2006年のアニメ化に伴い、声優がついたPS2への移植版のゲームが発売されました。
PS2版は約2か月で10万本以上を売り上げる記録を付けました。
2008年にPSP版が発売され、2018年にはPS4とPS Vita向けにHDリメイク版が発売されました。
バトルパートを無くしてストーリーだけを楽しむことが出来る「スマホで読む うたわれるもの Vol.1 ~散りゆく者への子守唄~」が公式アプリで配信されています。
内容を知らない人も、昔ゲームをやってて、またうたわれるものも世界に触れたい人はどうぞ。
魅力1:個性的なキャラクター
主人公のハクオロはどうやっても外すことの出来ない仮面をつけています。そして記憶喪失のため状況がよく分かっていないです。
仮面の秘密やハクオロの正体は物語の終盤で明らかになっていきます
このゲームに出てくるキャラクターは主人公のハクオロ以外は獣の耳や尻尾があります。
女性キャラは可愛いし、耳や尻尾も違和感なく描けています。
擬人化や獣耳が好きな人にたまらない作品になっています(*^▽^*)
↑個人的にはヒロインのエルルゥが激推しです!
男性キャラもたくましい体つきをしていて、男女ともにバランスよく書けています。
種族によって義理に厚かったり、好戦的で戦闘が好きな部族がいたりと様々なキャラクターがいて個性がしっかりと出ています。
魅力2:純和風ファンタジーな世界観
自然豊かで緑が多い背景がよく使われており、最初に見る人々の住居も奈良時代のような家の作りの物が多いです。
日本を参考にしている部分がある為、家や地理などは実際に日本にあるものを参考にしていることが多いです。
着ている服も着物が多く、アイヌ民族が着ている服装に似ています。
魅力3:王道な戦闘システム
このゲームにはバトル要素があり、マス目に沿って味方キャラを動かし敵キャラを倒していくターン制のシュミレーションパートがあります。
ストーリーが進めば操作キャラも増えていき戦略の幅も広がり、面白さが深まっていきます。
2002年当時のPCゲームは読むだけの物が多い中、こういった操作が出来るゲームは少なかったのでそこも評価されています。
コンシューマ版ではボイスの追加やグラフィックの向上などで魅力が上がっています。
バトルパートもやってみたい!と思う方はPS4版がグラフィックが高くダウンロードコンテンツなど充実しているのでガッツリ楽しめます!
魅力4:作り込まれたストーリー
最初は記憶喪失のハクオロが村人に助けられ、その恩を返す為にハクオロの知識や技術を提供し村を豊かにしていきます。
村を管理している国の役人が村長のトゥスクルを殺害してしまう事から物語は一変していき、ハクオロ達は国に反旗を翻し国主を打倒し新たな国を作り出します。
そしてこのことが他国に知れ渡り、ここから果てしない戦いの物語に発展していきます。
終盤では失われたハクオロの記憶、仮面の正体、世界の成り立ちなどが明らかになります。
魅力5:子守歌のような主題歌、心地よい音楽
元田恵美さんが歌う挿入歌「運命-SADAME-」や同じくエンディング「永久に」が優しい子守歌のような心地よさに包まれる感じがあり、作品にマッチしていて聴き惚れます。
BGMも笛や打楽器などの音で表現している場面も多いので牧歌的な音楽が耳に残ります。
まとめ
- 魅力的なキャラが男女ともに多い!
- ストーリーがしっかりしていて、完結されている!
- 戦闘パートが面白い!
うたわれるものはPC原作の時からすごく人気があり、当時はPCのデストトップ壁紙を個人で作成、配布する人たちが多くうたわれるものの壁紙もたくさんあるほど人気でした。
今でも人気の理由は、作品としてしっかりとまとまっておりクオリティも高い内容になっているからです。
まだゲームをやっていない人はこれを機会にうたわれるものの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
きっとこの魅力的な世界に引き込まれるはずです!