デート・ア・ライブの短編集で10冊目である「デート・ア・ライブ アンコール10」を読み終えました。
ドラゴンマガジンなどの掲載誌などに載っていた物ばかりですが、自分のようにまとまって読みたい人には嬉しいですね~。
見どころはやはり!本編最終巻のその後を描いた、十香アフターですね!
それではこの本の感想を書いていこうと思います。
ネタバレも含みますのでご注意ください。
目次
デート・ア・ライブ アンコール10 読んでみた感想
今回収録されているのは、ドラゴンマガジンに載っていた物と書き下ろしのみでした。それぞれ簡単に感想を書いていこうと思います。
狂三フレンド
狂三と彼女が人間だった頃に友達だった、山打紗和が登場。
本編20巻で天香が作り出した世界でのお話で最初は分かりませんでした。
狂三と紗和が高校に通い部活を探している時に猫科動物研究会なるもの興味が出て、部屋に向かうとそこにいたのはなんと、狂三四天王と言われる狂三の分身体で特に個性が強い4人がいました。
狂三ファンとしては彼女たちがまたまた登場したのことの喜びと、ハチャメチャな展開を期待せざるを得ない状況になってしまいましたw
予想通り四天王たちが個性全開で活躍するけど、狂三は紗和には強気に出れずだじだじになってしまうのもすごく可愛かったです。
笑いと切なさがある内容ですが、狂三ファンなら読まずにはいられない物語でしたね。
十香プレジデント
名前の通りヒロインの十香が、ラタトスクが所有する会社の社長になってしまうお話。
なぜこのような経緯になったかと言うと、ラタトスクの母体であるアスガルズ・エレクトロニスクの関連会社のうち、いくつか業績不振の会社があったので「どうせ吸収合併して無くすのだから十香社長やっちゃいなよ!」っていうノリで十香が一時的に社長に。
他の精霊たちも役員として十香のきなこを前面に押し出したお菓子の数々を世に売り出しました。
なんと、それが驚くように売れて会社が急成長に!何が起こるか分からないですねw
ギャグ満載でまだまだ話は続きますが、驚きを笑いが絶えない内容でした。
真那アゲイン
士道と琴里の両親である竜雄と遥子と、二人の親友であった真那がメインのお話。
海外から帰国した両親だったけど、真那がふざけて竜雄の事を父様と言っているのを目撃した遥子は、隠し子だと勘違いし浮気をしていたと思い動揺しその場がさってしまいます。
一時は離婚の危機になるかと思いきや、六喰の活躍もあって誤解がとけて両親は前にも増して仲が良くなりほっとした内容になっています。
精霊キャンピング
精霊たちでキャンプに行く物語。ただ彼女たちが素直にキャンプをするわけもなく、美三がとある提案を出した事から精霊たちは盛り上がり、士道と一緒に夜を過ごすためオリジナルのテントを張ることに。
最初はちょっと変わったテント、ハンモックなどを作っていたけれど、だんだんとエスカレートしていきグランピングのようなテント、キャンピングカー、木の上の家などもはやテントの概念からかけ離れた物ばかりですw
自分だったら琴里と六喰(とラタトスクの一員)が作った高級ホテルなみに設備が整ったテント?が快適でいいな~、なんて思っちゃいましたw
最終的に不思議な力が働いてなぜか、みんなの作ったテントが綺麗に合体してオチがつき次の話に続いていきます。
精霊ワーウルフ
精霊キャンピングの続きです。
夜になり全員が作ったテントが合体したテント内に集まった士道たちは、あの人狼ゲームをすることに。
人狼は詳しくないですが、よくある村人VS人狼のルールで盛り上がっていました。
ルールに則り、思考と推理戦によるバトルは見ていて面白かったし、誰か人狼なのか最初は分からなかったので読者側も楽しめた内容だったと思います。
十香アフター
このアンコールだけで読める本編終了後を描いた物語。
多くは語りませんが、再び十香と会えた士道や精霊たちの喜ぶ笑顔がたまらなかったです!
十香と折紙が仲良く笑いあっている挿絵からは、士道に対する想いは譲らないけど一人の人間として認め合う二人の気持ちが溢れており微笑ましかったです!
終わりに
デート・ア・ライブ アンコール10の感想を読んで頂きありがとうございます。
短編のいいところは激しい戦いから離れた、精霊たちの面白可笑しい日常が見れるのが毎回の楽しみです。
あとがきにもありますが、この短編集はまだ続くそうなので次回作も楽しみにしていようと思います!